イベント案内
~街よ元気色に染まれ!~ 横山町音楽会
小森谷泉メモリアルコンサート
5月18日 はなももプラザ
詳しくはお知らせページで
横山町音楽会
国土交通省より中心市街地活性化事業の補助金をいただき建設されたはなももプラザを市民交流の場として、そして発表の場として活用するための実験事業として、みくに演劇協会と社団法人古河創生研究会の企画により古河市民管弦楽団が開催するものです。
古河市に管弦楽団を創りたい
令和3年3月31日
趣 意
わたしたちのふるさとである古河市。その古河市が古くから文化交流の盛んな地政であることはその歴史が証明するところです。大正時代には古河出身の鷹見久太郎の元に多くの童謡作家が集まり「コドモノクニ」を刊行しました。彼らが音楽を通して子供たちに寛容と博愛の精神を伝えたことは市民のしるところでしょう。それらを児童たちに歌わせることで暗く厳しい時代にも情操教育に尽力した旧古河市立男子尋常小学校(現古河二小)の藤沼先生など、多くの人々により、音楽文化の素地は昔からこの地に根付いていたと思います。
さらに戦後まもなくより、古河市は管弦楽指導者として中野篤親氏ならびに合唱指導者として小森谷二雄氏を擁していたことは幸いでありました。この二人の指導者をはじめ多くの音楽指導者が古河市に集い、音楽を愛好する市民とともに直接的間接的に古河市の音楽文化は育っていきました。音楽の力を信じる多くの音楽指導者の想念が様々な形で沸き上がり、結果として、吹奏楽では古河吹奏楽団が茨城県においてもっとも古い歴史を有することなり、また古河シティウィンドオーケストラは国内コンクールにて数々の受賞を果たしてきたと言えるでしょう。そして今現在、中高吹奏楽部の活躍は素晴らしく、総和中学校には弦楽部が創設され、新たなる音楽人口も増加が見込まれるようになってきました。しかしながら弦楽文化はその受け皿となる団体がありません。せっかく弦楽に興味を持った子供たちも卒業と同時に辞めるか他市へ流出することとなってしまいます。
子供たちに音楽文化を残していくために今できることはなんでしょうか。先人たちの功に報いるために、そして子供たちの未来のために、必要な文化インフラとして、今こそ「古河市民管弦楽団」を創設するべきと考え、賛同者支援者の皆さんとともに活動してまいります。